ある人の話です。

その人には若い娘さんがいます。

その娘さんは、今は好きな仕事に向けて努力をしたり、またその先の夢を描いたりしていますが、これから先のことと言えば結婚です。

親は学校に通わせたり、社会を教えたり、時間をかけてその子供が困らないようにサポートします。

そしていつか、結婚相手を見つけ親に紹介するときが来ます。

その親は“どこで自分の育児が間違っていなかったと判断するか”をこう話しました。

「結局、どんな良い大学を出ても、どこの一流会社に入社しても、どんな結婚相手を連れてくるかが育児の集大成かな。」と。

その子供が今までどんな経験を積み、どんなものに感動して、どんな大人になったのか、自分が育ててきたことが、そこでわかると。

なるほど。たしかにそうだなと共感しました。

どこの親も子供に苦労させないように導くのは一緒です。

この場合の幸せの焦点は、条件重視ではなく心の充足の部分です。

未婚の子供を持つ親の視点から。
あなたはどう感じますか?